後見というのは、精神障害者などで、判断能力を欠くのが通常の状態にある人を対象としたもので、かつての禁治産制度に近いものです。 なお、日常生活に関する行為を除いて、本人の行為能力が全面的に制限されます。
傾聴というのは、面接を行ううえで、援助者が利用者の話に耳を傾け、熱心に聞き入る姿勢を示し、信頼関係を築いて、かつ、利用者を理解する方法のことをいいます。
拘縮というのは、関節軟部組織の収縮のために、関節の他動運動が制限される状態のことをいいます。 なお、拘縮は、高齢者の場合は、長期間寝たきりなどにより身体を動かさないことによって、廃用性症候の一つとして現れることが多いです。
拘縮は、次のように区分されます。 ■伸展拘縮 ⇒ 曲げる動作が制限される拘縮です。 ■屈曲拘縮 ⇒ 伸ばす動作が制限される拘縮です。