社会保障制度というのは、すべての国民の最低生活を保障し、生活の安定を図るための制度のことをいいます。 また、狭義には社会保険と公的扶助、広義には社会福祉・公的扶助・公衆衛生・医療・恩給などが含まれます。 ただし、その範囲については、様々なとらえ方がなされていることから、必ずしも定まってはいません。
社会保障制度審議会というのは、社会保障制度審議会設置法に基づき、社会保障制度のあり方について、調査や審議、勧告、提言などを行っていた、総理大臣の諮問機関です。
この社会保障制度審議会は、2001年の中央省庁等改革によって廃止され、年金数理部会が扱っていた年金に関する事項は、厚生労働省の社会保障審議会に引き継がれ、社会保障と経済関係に関する事項は、経済財政諮問会議に引き継がれました。